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「古事記」と「古代インド」・(6)・57y)


古事記とインド語源  さて、英語音の「ヒ・ス・ト・リ・ィ」は、  「干(日・一)の素を取るイ」  「日の本を採るイ」  「黒田節(武士)」の  「肥(熊本・長崎)の洲都里」  「卑(一)の本をトル、イ」  「日素渡(斗)理意」  「秘す(比す)鳥井(鳥居)」  である。  私の「コジツケ」と推理が間違っていなければ、「何回(何度・数度)」もあった九州「普賢嶽」や、「富士山」の噴火や、「江戸の大火」の「火の元」である。「江戸の大火の火の元」は、「高野長英」が「入牢」していた「牢獄」で、江戸時代の「蛮舎の獄・事件」を重ねているのであるならば、「蛮・舎・獄」は、  「蛮=亦+中+ム」・・・・・・・・「バン」の全ての同音異字漢字=版  「histeron・proteron(序次転倒・逆字法・倒逆論法)」                 ↓↓↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓↓                 女児転倒・擬訳字・当擬訳                 叙事転倒・謔辞 ・読逆(謔)                       ↓↓                        覡時(男の巫)  「hysterology(子宮学)」=産婦人科・十二支の「子の宮」            ↓↓↓            鼠救臥句・・・鼠=キリスト・蘇我・古人大兄  「Hestia(ヘスティア)」は「炉・竈(かまど)の女神」        ↓↓↓↓↓    ↓   ↓↓↓        経素綴 亜     賂   化真努  で、「ヒステリィー」とは、「病的興奮」で、「癇癪(カンシャク)」のことである。  「hysteria(病的興奮)」・・・やまい・まと・おこる・ふんばる         ↓↓↓↓     ↓↓↓ ↓↓ ↓↓↓ ↓↓↓↓         ↓↓↓↓      耶真意 魔都 尾姑留 焚 場留         描敵攻憤(焚・類似は梵、埜)  牡子留 分 場留  「癇癪(カンシャク)」・・・・・・・・干写句・官舎苦・感謝句・諌者句        漢釈  「カン・シャ・ク(患・者・句)」、「カ・ム・シャク(禍武者苦・掛務写句・化矛釈)」の同音異字漢字のスベテである。「間者苦」とは「情報提供者(間諜・忍者・伊賀者・甲賀者・隠密・スパイ)の苦労」である。「猿面冠者」とは「豊臣秀吉」の「あだ名」であった。更に「間諜」は「干潮・館長・管長・艦長」で、「浣腸」の苦であるならば、「便秘」である。  そして、「水」で「水野」である。「水天宮(スイテングウ=水覘隅)」とは「水・纏(テン・まとい)・具・得」とは「火消しのメ組の道具」で、これに「鳶口」の「ひっかき棒」である。「トンビ(鳶)」が空中で「円を描いて飛ぶサマの高低」は「雨の予兆の判断」のウラナイである。「不見転(みずテン)」とは「相手を見ないで転ぶ意」で、「商売女・売春婦・賣娼(笑)婦」の隠語である。  ・・・「転ぶ」とは裏切りをも意味し、「宗旨を変える意味」ではキリスト教の宣教師が「拷問」に耐えかねて「ころびバテレン」となることだ。  「江戸庶民の願望」は「畳の上で死にたい」ことであった。スナワチ、「畳の上で死ぬことが出来ない庶民が大勢いた」らしいのだ。この説は梅干しの好きな「歴史学者」の誰かが謂っていた受け売りだが。  江戸時代の「幕府(漠布=大河の滝・ナイル河)」の政策、「御政道(護聖堂・青銅=踏み絵)」は、特に「伝通院(徳川家康の母、実家が水野家)」や、「水野老中(忠邦)」を踏まえれば、  「米→酒」・・・・・・・・・・・・・・・こめ=込・混・子女・虎女・姑女                      さけ=割・裂・避・鮭・咲・作懸  「千石船→米」・・・・・・・・・・・・・せんごくふね=選語句譜音  「樽廻船(桧垣廻船)→酒」・・・・・・・たるかいせん=多(他)留改選        ひがきかいせん=比賀紀改選  「相場→配当→儲」・・・・・・・・・・・そうば=捜場       はいとう=葉、意図(異図)得             もうけ=模胡懸(モウ懸=牛気)  「座→講→掛金→基金→儲→寄金→賄賂」 ↓↓   ↓ ↓  ↓↓  ↓↓  ↓  ↓↓  ↓↓  牛祁   坐 考  禍金  飢饉  網懸     話意濾  「悪徳商人」と「権力中枢」の腐敗の連想の示唆である。もちろん、ウラには「飢饉」で苦しんだ「百姓一揆」と、「御禁制」となって弾圧された「キリシタン教徒」、「家督」を失って「リストラされた浪人」の「同盟・結合」は「水(出・栖位・諏意・巳頭=辰巳・龍蛇・劉拿)と火(干・非・渇き・乾き=イヌイ=犬位・犬威・狗威)」による必然の結果であった。  ⑩河神シンドゥ(インダス河)・・・振動・震動・神童  ナイル河の「ないる」は、「日本書紀(岩波文庫・黒坂勝美編)」の記録では誰が附けたのか「地震」にルビして「ナイル」と訓ませている。「ネズミ」が大群となって大地を走るのが「ジバリ」とは白土三平の「マンガ」だが。本来的には海や河川の「水波の振動」か「地震後の津波」のことだ。あるいは「萎いる・萎える」であれば、「ナイル河」とは「渇水の時期の河」の意味か、「砂漠の河」の意味である。「シンドウ河」ならば「審同」で、「神道(辰道・申道・親道・臣道・津同・信導)」で、「震(雨+辰=アメ・タツ)は同じ」である。  そして、「神童」とは「天才児(転載字・天災時)」であるが、「邪馬台国」の「壱与」、あるいは「島原の乱(丁丑年・1637)~(1638・戊寅年)」の「天草(益田)四郎時貞」で、「聖母マリアに抱かれた幼子(イエス・クリスト)」か、「水に流された幼子(モーゼ)」だ。そして「記憶力」抜群の「天才児=麒麟児」は「文芸・文化のラン熟期」のどの時代にも存在するが、江戸末期(文化・文政)の「蘭塾期」には「蘭学者」、あるいは、「西洋の諸学問」を追求、探求した「師弟・弟子」達のヒトリである「麒麟児」の出現である。「1823年」にプロシャ人の「シーボルト」が「蘭館医」として「長崎」にやってきたのである・・・「鳴滝熟」の秀才、天才、『高野長英』は「文化一年・甲子(こうし)年・1804年」に生まれた。同年、フランス(仏国)では「ナポレオン」が「フランス皇帝」となったのである・・・「現存・古事記」に重なる「麒麟児(英才・英雄)」カモ・・・黄色に黒の斑点、二本の角を有し、首が長く、足が長いキリンさん。  モチロン、「麒麟」は「白虎」に重なる「西の聖獣」である。  ⑪聖河サラスヴァティー・・・晒す馬蹄移・曝す婆帝意・去らす婆帝位      ↓↓↓↓↓↓↓↓      ↓      ↓↓↓↓↓↓↓↓      ひづめ=日詰・日積・卑津女・一柘目      沙羅洲場亜綴 意・・・更諏場定意      讃良洲婆蛙綴 意・・・持統女帝      詐拉素場当   意・・・詐欺、ラテン(拉丁・拉典・羅甸・臘丁)  ⑫トウヴァシュトリ(造作者・工巧神)・・・・鳥羽場主渡里・問う場、主酉   ↓ ↓ ↓ ↓↓                   ↓↓↓ 当 場   ↓   棟 場  主 止利=(止利仏師は寺院建築の匠の棟領) 唐 場   西   読 破亜諏 図理 トウ場 諏とり   痘 爬 種執り   痘 肌 腫とり  ⑬ヴィシュヴァ・カルマン(造一切者・創造神)・・・備主場・掛留萬   ↓↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓   火意趣 セ亜 化留幡・・・・・・・・セは「巫・覡・覘・薮にらみ・斜視」   梶異種 場阿 河流間袤(ながさ)・・・梶(火事・鍛冶・舵・家事・柁)   ↓↓↓↓↓↓ ↓↓↓↓   美 醜 婆(バ=馬=午=うま・ゴ=烏間・卯磨・胡間)        ↓        蛙(ア=かえる=変える)=「娃・桂・珪・硅」は月に存在す  従来の地名を「佳字」の「二文字の漢字」に「変えさせた」のは「じとう天皇」であった。  「一切合再」と言う言葉は「一切経」からのモノだと思うが、同音異字を採れば「一切合西」で、「一切月祭」、「一凸切れ、合採」、「一歳、月差異」で、「造一切者」とは「造・何時・詐(作・佐)・医・者」で、「ソウ・ゾウ・シン」は「ビシュウ=備州・尾州・鼻州・火州・琵洲」、「微、意趣(異種・移主・医主・移腫)」させたのだ。  ・・・鼻醜、眉醜・・・ギリシャ神話の「鍛冶屋のヘイパイストス(Hephaistos)」は醜男であったが「ヴィーナス(アプロディーティ・金星)女神」の夫であった。日本の「お面」には「伎楽」に使う色々な「お面」があるが、古語事典の付録をみると、「波羅門」、「迦楼羅」、「呉女」、「酔胡王」、「二の舞」、「抜頭」、「蘭陵王」、「地久」があるが、日本人の顔ではない・・・妖面の異国人の顔である。「能面」に使う「お面」に「小牛尉」がある。  顔が「みにくい」とは「顔の形」と言うよりも「顔にアザ」があったからではないのか。彼、「ヘイパイストス」は「金属」を「火でとかす鋳物」を扱う「鍛冶屋」であったのだ。当然、「鋳物の炉に流すカネ湯が跳び散って火傷をする仕事」である。日本で有名なのは「刀鍛冶の名匠」が居る場所は「備前」で、その名刀は「備前の正宗・長船」である。火傷すれば「水疱瘡」ができてアザが出来てしまう職業である・・・若者であるなら性ホルモンの働きが不安定な青春期のシンボル、「ニキビ(面皰・似黍・似機微・似吉備)」であるだろうが、「皮膚病」なら「痘瘡毒」による「発痘」だ。「カジによるヤケド」の傷も「アザ(字)」が残る。化学者や、薬剤師の「薬品によるヤケド」も「アザ(字)」が残る。「似る黍」の漢字は「うるし(漆)」で、「漆器職人」は「うるしの液」を器に塗る仕事だが、「うるし(漆=七)カブレ」による皮膚のタダレを経験するだろう。「粟(あわ)」の音なら「泡・沫・阿波・安房」である。「稗(ひえ)」ならば「比重」で、「比叡(山)・肥餌・脾恵・火恵・日重・干枝・日吉・冷」、「卑重」で、「鬼道の老婆になった卑弥呼」である。「宿曜経・二十七宿」による「『鬼宿』の日に生まれた人物は身体に『牡丹』のようなアザ」があるらしいのだが。とにかく、「醜い顔」とは顔面にアザのあるヒトに違いない。・・・「月面のクレータ」は「月のアバタ」と言われているし、好きになったヒトなら「アバタもエクボ」である。  とにかく、「ヴィシュヴァ・カルマン(造一切者・創造神)」とは「鍛冶の神」で、「化字の換」だ。  ⑭プラジャー・パティ(生類の主・造物主)・府羅邪亜・覇帝(波帝・葉綴)          ↓↓          頗出意=破水                出産時の羊水  1684年には「小石川薬園」が創設された年だが、これは「薬草の栽培する庭園畑」であった。  1687年に「生類あわれみ(憐)の令」と言う「トンでもない法律(?)」を作り、実行させた「将軍」は「犬公方」と言われた「徳川綱吉」であった。「綱吉」の「動物虐待禁止の気持ち」は、いまの「過剰な自然保護団体の立場」ならワカルだろうが、行き過ぎては「医者の立場」として、「蚊・虻・蝿・蚤・虱」の害虫(外注=外国語の注意書き・外国の注文)や「鼠」は伝染病の「コロリ(黒死病)・コレラ(虎列刺)」の「媒体原因」となって、衛生上、とっても危険なのは云うまでもないだろう。しかも、伝染病の季節は「梅雨期」である・・・私にとって、「いぬ」や、「ねこ」は家畜ではない・・・トモダチ「以上の家族」なのだが、「うさぎ」や「ねずみ(実験用モルモットの類)」、そして「うし」は「人の命を救うカミサマ」なのだ。そして、「過剰な動物愛護」の「綱吉」を「コウキチ(コウキツ)」、「モウキチ」、「もうよし」とヨムのである。  ⑮ダクシャ(意力の神)・・・拿句者・打狗舎・(抱く・諾・濁)   ↓↓↓↓          ↓               ↓    託 柘・・多句写     駄句許        汚=似語留  ⑯マニウ(激情の神)・・・・真丹生・魔尼鵜   ↓↓↓   魔丹生=真丹生・痲丹生は「赤痢」か「発疹の赤あざ」  ⑰シュラッダー(信念の神)・・・主羅津拿亜           ↓↓↓↓           申年(撚・捌・よる=選・因)の鑑(歴史)=貫・換・艦           辰年(撚・捌・よる=選・因)の鑑(歴史)=貫・換・艦           神撚の巻  「申年」と「辰年」の「十二年周期」の世界史、日本史を貫いているモノを審(調)べれば、「共通項」が見えるはずだ。その「共通項」とは「子(鼠・根・音・値・寝・禰)」である。・・・ネズミ(子)は「移鼠」の「イエス・キリスト」と「武帝」に関する出来事のことだ。  ⑱ミトラ(契約・同盟・盟友・友情)・・・診虎=コレラ(虎列刺)   ↓↓↓                   壬寅=壬虎・水戸羅(拉・・・等)・・寅支の三合は午支と戌支        ↓↓              寅支の支合は亥支        ↓↓              寅支の支刑と支害は巳支        ↓↓               寅支の支・と支破は申支        壬申の乱の虎(天武天皇)は「美濃豪族」と同盟  「水戸学派」は「徳川御三家」の雄、「水戸藩」の思想で、「幕末の勤皇攘夷の支柱」であった。つまり、「水戸廣門」は「楠正成」に「楠木(葛・かずら・樟・くず)にカブレタ」のだ。カツラは役者がカブルモノだが、「あせも(汗疹・汗疣・湿疹)」で悩むのは特に夏だろう。そのカブレタ思想を信奉した「水戸牢(浪)士」は「桜田門の外」で「井伊直弼」の「首」を討ち取ったのだ(1860年)。しかも「公武合体」が模索された年である。その前年(1859年)には「長洲藩」の「吉田松陰(寅次郎)」が縄で縛られ、駕篭に乗せられ、「下痢」に悩まされた挙げ句、江戸で刑死させられているのだ。・・・「江戸の仇を長崎で討つ」とは誰か・・・  ⑲ラートリー(夜の女神)・・・羅跡里意・・・拉娃都里・裸娃徒利(猿女)  「夜の女神」であるならば「月の女神」で、「ダイアナ」である。「大穴」とは「大カルデラの阿蘇山外輪が囲むクボミ」で、「拿意亜名」である。では「ショウアナ」とは夜空に散らばる「小さい星々」で、「象孔」で、「症亜名」は「傷穴」、「焼穴」・・・「木花之佐久(咲く)夜姫」は「火の窯の八尋殿」で、「迩迩芸命」の子供達三人を産んだが、彼女の「火傷」には触れられていない。「ヤケドが膿む前に脂肪」したらしいのだが・・・  ⑳アラニアーニー(森の女神)・亜羅似娃兄意  「森(リン・もり)」の同音異字と「森=三木=算木(占いの棒)=纂記・纂紀」で、「キキの上のキ」であることに注目されたし。  リブ三神  アプサラス水精  ガンダルヴァ神(ソーマ霊草の守護神)  ヤマ(閻魔)  ピトリ(祖霊)  ブリダ  アタルヴァン  アンギラス(祭司)  インドラ(帝釈天・釈提桓因)・・・武勇神・・・釈代「桓武」が原因             ↓↓↓↓             シャクダイカンイン・・・尺代は甲陰=乙・韻             ↓↓↓↓ 巻寅(虎)             借大漢印(中国・印度) 関因                    巻因 唐 ・天竺 不破の関  「インドラ」は「雷艇神」。「蛇形の悪魔のヴリトラ=アヒ(蛇)退治して人間界に水と光明を与えた」。「牛群(光明)を洞窟内に隠蔽するヴァラを退治」。「ヴァリシャー・カビ(猿)を愛して妃、インドラーニーの怒りをかう」「七河の悪龍を退治」  主要神「ヴァルナ(水天神)」と伴侶神「ミトラ(契約神・和合)」  「ヴァルナは掟の神」  「アーディティア神群(初期に七、八柱、後に十二柱・光明神)の主神」  「アリアマン(款待神)」「バガ(分配・幸運神)」「アンシャ(配当神)」 「ダクシャ(意力)」  「母神(アディティ)=無拘束・無垢・無限神」  アシュヴィン双神・・・「医療神」  ・・・江戸時代の「蘭学者」のほとんどが「漢方」の「医者」で、その師弟が「新しい西洋医学の追求者」であったとするならば、「アシュヴィン双神」とは医者が崇拝とする「神」であったハズである。「医療・医薬」の古代諸文明の神話に於ける「神々・神々の名前」を検討する価値はある。「人間の病」を治す神々である。  ギリシャ神話では「ケイロン(ケンタウルス)」であった。  古代エジプトでは肉体をバラバラされた夫、息子を「蘇生・甦生・再生」させたのは「イシス女神」であった。  「古事記」では「大国主」が「八十猛」の兄弟達に肉体を「焼石」で「火傷(やけど)」させられて殺された時、彼の母親は「神産巣日之命」に請願し、「刮(討+虫)貝(きさがい)毘賣」、「蛤貝(うむぎ)毘賣」の助けで甦生され、また「大樹の洞(ほこら)」に仕掛けられた「氷目矢(ひめや)=(艸+女)」で「拷殺」された時にも彼を「蘇生・甦生・再生」させたのは、彼の母親自身の「刺国若(芳)姫」自身によってである。もちろん、「新約聖書」の記録には「イエス」が「マグダラのマリア(?)」の「死んだ兄を蘇生」させた、とあるのだ。  「死んだモノ」よりも「最愛の誰かを死によって失った『生きているモノ』の悲しみと、その慟哭」は激しいのはアタリマエだ。そして「蘇生・甦生」と「再生・再製・祭政」を願うものなのだ。だが、・・・ヤマイに臥したモノは「医者」が頼りの綱と言うものである。漢和事典には「巫」は「たくみ(匠・工・医者=醫」と説明されている。  「巫」・・・江戸時代の「医(醫)者」とは「蘭学者」の「高野長英の履歴」が重なるカンジではあるのだが・・・しかも、英国人の「エドワード・ジェンナー(Jenner・Edwad・1749年5月17日生まれ~1823年1月26日死亡)」は「1796年5月14日、世界で初めて八才の男子に種痘を行い、更にこれに対して7月1日に真性痘瘡毒を植えて発痘したことをみ、1798年に種痘法の行われることを全世界に発表した」、いわゆる「牛痘接種法(種痘法)」を発見した人物であるのだ。その主著は「牛痘として知られている、痘苗の効果について」である。彼の名前が「えど・わーど、じ・ぇん・なぁー」であることに注目されたし。そして、彼の年代「1749年生まれ、1823年死没」である。「高野長英の履歴」には・・・「1804年生まれ、1850年死亡」と記されているのだ。・・・「二つ角(カク・かど・つの)を有する『牛』は神様」で、「主問う」なのである。  とにかく、古代インドの「アシュヴィン双神」とは「ヴィヴァスヴァット(遍照者)」と「トゥヴァシュトリ(工巧神)」との間に生まれた娘、「サラニウー」と「双生児」の「二神・対神」で、「兄妹の二卵生の双子の神」である。  「アシュヴィン双神の歌(1・118)」を「辻直四郎」氏の著書(インド文明の曙・岩波新書)の中からここに抜粋してみると、「十一(壱拾壱・一一・11)箇」の「賛歌」として「ウタわれて」いるのだ。  ① 汝らの車をして進みきたらしめよ、アシュヴィン双神よ、鷲に索かれて飛び、恵豊かに、助けに富む車をして。そは人間の思想よりも速く、三座を擁して風のごとく疾走す、牡牛なす双神よ。  ②三座を擁して三部に分かれ、三輪を有して軽快に走る車を御して進みきたれ。われらの牛の乳をみなぎらせよ。われらの馬を励ませ。われらの男の子を栄えしめよ。アシュヴィン双神よ。  ③急速に下降し、軽快に走る車にありて、不可思議力ある双神よ(ソーマを搾る)石の諧音を聞け。太古の賢者は、何故に汝らを、困厄にもっとも速やかに馳つくる者とは呼ばれる、アシュヴィン双神よ。  ④車につながれ、天かける、快速の鷲が、アシュヴィン双神よ、汝らを(ここに)運びきたらんことを、麗鷲のごとく雲の海越えて、供物の方に運びつつ、ナーサティア双神よ。  ⑤スーリア(太陽神)の娘、若き乙女は快くうべないて、汝らの車に乗れり、勇ましき双神よ。汝らの麗しき馬、天かける赤き鳥は、ただちに汝らを運びきたらんことを。  ⑥汝らは、不可思議の術(わざ)もて、ヴァンダナを(穴より)救いあげり、威力をもてレーバを(水中より救いいだせり)、不可思議力ある雄々しき双神よ。汝らは、トゥグラの子(プジウ)を、海中より救いいだしぬ、またチアヴァーナを青春にかえらしめたり。  ⑦汝らは、熱苦に陥られたるアトリに、強壮と寒冷とを与えたり、アシュヴィン双神よ。汝ら盲いたるカンヴァに視力を回復せり、彼の賛美を嘉納して。  ⑧彼らは、かって艱難に落ちしシャユのため、その牝牛の乳をみなぎらせたり、アシュヴィン双神よ。汝らは鶉(うずら)を危難より解放せり、(牝馬)ヴィシュパラに脚を回復せり。  ⑨汝らはベードゥ(王)に、インドラに励まされ、アヒ(ヴリトラ・蛇)を殺戮する白馬を与えたり、アシュヴィン双神よ、異部族人の熱心に呼び求むる、強力な逸物、千金の獲物をもたらし、肢体強靭なる勇馬を。  ⑩勇ましき双神よ、われらは艱難にありて助け求め、生まれ気高き汝らを、恭しく呼ぶ、アシュヴィン双神よ。われらの賛歌を嘉し、宝満てる車を駆りて近づけ、われらが安祥のために。  ⑪鷲の新鮮なる速力をもって、ともどもにわれらに近づけ、ナーサティア双神よ、暁紅の永古変わらず輝く時に於て。  マルト=ルドラ神群  アーディティア神群  ヴァス神群  ヴィシュヴェー・デーヴァーハ神群  魔界の神々(武勇神インドラの敵)  ヴリトラ(障碍物)  ヴァラ(隠蔽者)  ラクシャス(羅刹)・・・アグニ神に梵殺される  神=デーヴァ(deva・インド語)   =deus(ラテン語)   =daiva(アヴェスタ語)は悪魔  阿修羅=アスラ(asura)=ヴァルナ      =アフラ・マズダー(ゾロアスター教)のahra(イラン語)      =ahura(アヴェスタ語)は最高神  ディアウス=ゼウス(Ζευs・ギリシャ語)  リタ=天則  ヴラタ=掟  「祭式の動機は、敬虔で求めるところなき信仰心、あるいは神の恩恵に対する感謝というより、むしろ自己の願望成就を目的とし、賛美と供物に相応する果報を予期する交換契約であった」  なるほど、「インドの神々」は日本人の「神仏に対する祈願」と同じく「現実御利益」を願う対象だったのだ。どこの国の「神」でも先ずはコレ、「相互交換条件=個的使用価値」ですよ。


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