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微笑=アルカイック・スマイル(Archaic smile)=阿留蝦夷通句・須磨意留・・・在る何、居付く・相撲留・・・?



 2006年12月6日

 「東洋人」であるらしい戦後の「日本人」は、結構、「西洋人」を同じ人間って「理解」しているようなんだけれど、過去も現在も「白人」の「価値観のズレ」はどうやら「白人種一般の優越感」にあるらしい。そして、突然、東洋では「日本的思想の優越」で「白人種排除」を目指していたようだ。東洋全般が同じ「日本人同胞(思想)」になることを願って・・・「日本支配階級の思想=八紘一宇」とは思うけれど・・・  カッテの「日本人(極東)」にとって「文明国の源泉」は「唐(カラ)・天竺(テンジク)・波斯(ペルシャ)」で、「西洋人(極西)」にとっては「羅馬(ローマ)・希臘(ギリシャ)・中近東・埃及(エジプト)」だった。  「イジメラレタ」と言う「意識」の裏返しの連続性が「近代の極東・極西」の「人種意識」かも・・・。  故郷に帰れば「イイ人達」も、「軍隊・兵士」に組織化されてしまえば「国家の意志命令」で「暴力」として動く・・・「匪賊」も「統領の意志命令」で・・・  「日本軍」がやってくる前の中国人の「村」や「街」の住人達の「意識」を知りたいモンダと思う・・・彼等の記憶は薄れているダロウケレド・・・「中国人=民族」であったハズがない、とは思う。  最近、中国で「日本語検定試験」を受験した人々が「20万人」とのニュース・・・「日本」を知りたいんだろうか・・・それとも「生活」のタメ・・・?  本屋に行ったらかっての「満州国」の「リットン調査団報告文(?)」が、かなりの部数で本棚を飾っていた・・・チラット立ち読みし、後書らしきトコロに、日本人翻訳者が「国際連盟に報告したその内容」は「帝国日本」には好意的であった、と記されていた・・・傀儡「満州国建国」・・・細菌部隊の「石井」は「マルタ」でナニをした。  本屋の本棚にはかっての「日本帝国」の戦争の「セイトウ性」を謳っている書籍が結構あった・・・なんせ、神武景気以来の「ケイキ」などと、あたかも「実数」でない「統計学の%数字」が「科学性」を有するかのごとき、似非プロパカンダを振りまいて、ボクの脳裏には「効刑企・更刑期・興刑基=コウケイキ」の文字が焦ってかすめていく・・・大手銀行、トヨタ・・・下請けが「タコ部屋」で東南アジア人をこき使い、派遣会社は同胞からもピンハネ手配師」・・・一般庶民から過酷な重税を取りたて、年金保険をパァにし、国民健康保険を失効させ、貧しい老人達をオバステ山に追いやり、時代は「自衛庁」が「自衛省」でなく、「国防省昇格」だからな・・・ゴジラと戦ってきた「自衛隊」が「国防軍」なら、次は「国民皆兵」だろう・・・サッカーの選手が「兵役免除」になるなと、思うなョッ。  前に述べたドイツ人ジャーナリストは彼自身の「一般論」だとは思うが、「日本人」よりも「中国人」の方が頭がイイようだと書いていた。理由は「中国人」はすぐに「日本語」を覚えるけれど、「日本人」は一生懸命に「中国語」を辞書、書物で勉強するがナカナカ「中国語」をマスター出来ないでいる、と。ボクは「頭のよさ・わるさ」はどの「人種」でも同じだと思う・・・教育環境の問題だ。「義務教育」でなく、「権利教育」なのに・・・これは「日本人」が音声キャッチの聴覚と言うよりも、視覚で「文字」から学んできたからだ、と思う。「日本人」は「ホン」、「絵本」が大好きで、過去に於いても「識字率」はどの「民族」よりも最高だった。「平仮名・片仮名」はモチロン、ほとんどの「日本人」が読み書きでき、当然、「漢字の識字率」の高さのコトである。おまけに、奈良、平安時代から算数の加減乗除、九九は丸暗記。  それに、「侵略支配者」は「自国のコトバ」を「被侵略者」に教えたほうが手っ取り早いカラ・・・「国際語」は前時代の「侵略支配者の言語」だったコトが多い。ギリシャ語、ラテン語スペイン語、フランス語、イギリス語・・・例外は「中国への侵略者」であった「北方人種」である。どっぷりと「漢字文化」に染まって「同化」してしまった。「南方」からの「人種」には「侵略」と言う「コトバ」が見当たらないのは「食料事情」によるだろう、とは思う・・・北方は生活環境が過酷だったんだろう。  ・・・その過酷な北方「満州国」の土着の「中国人」から土地を奪い、その後、ダマサレテ移民、入植した「貧農日本人」は農作物を収穫した・・・モチロン、鉱工業生産、高い煙突が立ち並ぶ近代産業の工場地帯も・・・このドイツ人は鉄道と沿線だけの居住地を面にまで押し広げた「満州国」をアメリカのかっての「フロンティアの地」と同じだと、「日本人」を恐懼、驚嘆の記録を記していた。  結果は大勢の人の命の損耗と「残留孤児」・・・しかも、日本に帰還した高齢の「残留孤児」の生活は指に火をともすごとき・・・  昨今、中南米に移民した「日本人」も日本政府にダマサレタ、との訴訟賠償の裁判を起こしたけれど・・・


キリちゃん (id:naie) 14年前













 とにかく、このロベールさんは戦争中の日本の東京に警察、憲兵などに監視されながらも「戦時中の日本人とその生活」を自分自身の眼で、耳で確認して来た人物らしい・・・イマ現在、ボクがこの「本」を読んでも「一般日本人」と言う人種は「理解できない」のではなく、摩訶不思議な存在の人々が多かった、と思う。  ボクのオフクロは当時22、3歳、看護婦であったが、空襲に備えて病院の建物を爆弾の被害から防御するため、海岸の砂を袋に詰めて、運んでくる、と言う事があったらしい。その報酬が「絹の靴下一足」・・・でも皆にくれるわけでも無く、一番、目方の重い袋を持って還ったヒト一人に与えられるモノだった。彼女の袋には穴が開いてあったらしく、還ってきた時には、その殆どを道路にこぼして来し、砂の線がしばらくは続いていた、と。アナがどうして開いていたのかは教えてくれなかった。だが、「小柄なワタシは既に、体力、体格で他のヒトに負けていたし、爆弾で直撃されたら、こんなモノで病院の建物がまもられるハズがないから」、と言っていた。竹やり訓練の殆ども体調が悪いとか、ナンとか言ってサボったそうだ。「あんなモノを女性が持って、鬼畜米英」のデカイ兵隊をヤツケレルはずが無いから、とも・・・  このロベールさんの本の276ページには「19万7000人」が「東京大空襲」で死亡した、とある。広島や長崎の原爆に匹敵する民間人の虐殺・・・この資料はアメリカ軍司令部が押収した「日本側公式文書」にあるらしい。フランス人の彼は、この大空襲の時に東京に存在しており、その日本人達が被っている破壊と火炎地獄の悲惨さを共同体験し、日本人の間抜けな精神状況と行動をつぶさに報告している。  ボクも戦争体験の無い戦後生まれだが・・・「国防省」などと法案を通した昨今・・・今の若い人達に知って欲しい「日本の戦争の記録」である。










2006年12月20日


 以下、ボクが勝手に要約、抜粋したモノ _____________  1)我々、「日本人」は「微笑する」・・・

   なぜなら、「忘却し、矛盾し、そして運命を信じる力を持っているから」・・・

  「仕方が無い?つまり、それ(微笑)が我々のアキラメを表す表現なのだ」  2)我々の「思想領域」は・・・「浅薄」、「操られた情熱」だった。  3)我々は「礼節の民」である・・・

  「米国に対する憎悪」は「軍紀による命令」だった。

  「一時的な軽率な憎悪」であり、「本当の憎悪を育むことが出来なかった」。

   敵国、敵の国民を「憎む理由が無かった」のだ。  4)我々の「思想、愛情」・・・

  「変わりやすい多彩な季節に彩色られる」のと同じモノだった。  5)我々の「微笑」・・・

  「恐るべき柔軟さの証」、

  「我々は主人を持ち、主人の移り気に譲歩し、それを喝采する習慣にすっかり慣れている」、

  そして「微笑みながら」も

  「畳みに額をすりつけ、塵埃に鼻を突っ込むのが(生きるために)便利」だったのだ。  6)我々の「信じていないこと」・・・「罪があること」・・・

  「神(キリスト教)の掟の未だ無い所には罪も無い」、「我々は肉体の罪を知らない」・・・

  「原罪」などと「自覚」があろうハズが無いのである。

  似て非なるモノはある、「因果応報」と言う。  7)我々は「苦悩するがゆえに微笑する」のだ・・・

  「負傷、挫折にも微笑する」、

  「困っている時、勝負に敗れた時、面子を失った時も微笑し、時には騒々しい笑い声もたてる」・・・

  「運命に対する礼儀の表し方」として、

  「悪運、苦痛は主人であり、我々は主人の慰みに従順でなければならない」からだ。

  そして「微笑は我々の復讐でもある」、

  「微笑は主人の面子を失わせるから」・・・

  「微笑」とは「嘲笑い」でもあるからだ。  8)我々の「微笑」・・・「満足する時、満足を示す時にも微笑する」  9)我々の「敗戦の微笑」・・・敵国を侵入者としてではなく「解放者」として歓迎する・・・

  「自由は我々の軽率さにふさわしく、この自由を得るために

   敗戦せねばならなかったなどとは深く考えないように努力」しているのだ。  10)一人の日本人は

   一個の人格ではなく、一つの「可能性」なのである」・・・

  「様々な状況のみが日本人の内面に共存する暴力と優しさの間で決定を下す」・・・

  「野獣であり優獣」としての

  「自然な人間を、注意深くひとり一人の市民の中に守ってきた」のだ・・・

  時には「戦線で野獣」、そして「内地で羊」として・・・

  「羊」は「虎や狼」に自分自身が「変身、変心」する事を知ってはいない・・・  11)我々の「善意」とは・・・

  「不幸の根源」だった、

  「善意は悪のタメにも善のタメにも行使される」から、

  「我々のボスたちは我々の国民の内に

  もっとも従順でもっとも扱いやすい人間の群れを見出した」のだ。

  そして「大いに義に富んだものをボスに捧げた」のである。  12)我々の「微笑」・・・

   日本が度重なる破局を経験し、乗り越えてきたから「微笑するのだ」・・・

   ダレもが奪うことが出来ない日本人のモノがある。

   第一は「生きる欲望としての人間の数」、

   第二は「勤勉な労働」、

   第三は「神国としての太古からの土地」である。  13)我々の「微笑」・・・

  「変化を通じて自己流の流儀で追求するものは持続である」・・・

  「だが、我々国民生活の原則は不動性である」・・・

  「不動の二千年の歴史」である。  14)見かけ上の「変貌ではなく持続するモノ」・・・

  「我々はそれがなんであるか、

   よくわからないが、

   それが存在する事を知っている」・・・

  それが「日本と呼ばれるモノ」なのだ・・・ ____________  ・・・この「おフランス人」にはこの「微笑」がないらしい?・・・

 ローマの時代から侵略、被侵略のヨーロッパ・・・この類の「微笑はあった」ハズだ・・・

 そして「禁じられた」のカモ・・・ 薔薇の名前」は如実に笑いの秘密を隠蔽」し、その「禁忌の秘密」を暴こうとしたモノだった・・・「現代小説(?・時代小説)」だったが・・・そして、「微笑みが無い」なんてコト、「西洋人一般」にも・・・そんなコトは無いだろうッ・・・

 「侵略されなかった日本列島の人々」は

 既に「大陸・半島から侵略されていた経験」を終えていた、のだ・・・

 「神武天皇」が「源日本人(九州)の王朝」等では無い・・・

 大陸、半島から「侵略」して来たのさ・・・

 「怨み、憎しみは時間によって緩和」されちまったんだろうッ・・・

 「支配されるコトに慣れちまった」のさ・・・  人種、地域社会にかかわらず、あらゆる諸国家の支配し、支配される諸関係に於いて、

 「被支配階級の人々」には「微笑」は不可欠である。

 支配者同士の取引に於いても・・・

 「おフランス」に於いても「シーザー・カエサル」に、

 そして「ローマ法皇」には「微笑」シタダロウ、さッ。


キリちゃん (id:naie) 14年前

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