玄の武の岩(いわ)・・・磐・違和・伊波・巌・維和
「寒さの果ても涅槃まで」・・・ 「涅槃=陰暦二月十五日の釈迦入滅の日に行う法会、涅槃会」・・・ 命の尽きる時までってコトか・・・主観的には認識世界の終わる時・・・ 涅=涅=氵+圼 ↓↑ =氵+日+土 =氵+日+十+一 ↓↑ ・・・水(みず)の日(ひ)を拾(ひろう)壱(はじめ) 水引・・・水田に水を引く灌漑 飲料水の水道を引く・玉川水道 引き潮の海水 津波の引き潮の海水 水の供給 water supply(water service) 水道設備 waterworks 水道 上水道、中水道、下水道、簡易水道、工業用水道 ↓↑ 各国の公的年金が水道事業へ投資 「水道貴族」による水支配が横行 ↓↑ 室町時代後期(戦国時代) 相模の戦国大名 北条氏康によって 小田原早川上水が建設(最古の記録) 1583年(天正十一年) 豊臣秀吉によって 大坂城の城下町に 日本初の下水道 太閤下水(背割下水)が建設 ↓↑ 1590年(天正十八年) 徳川家康など諸大名により 江戸に 市中沿岸に埋立地の 造成地の真水が不十分となり 神田上水・玉川上水・千川上水等の 疎水工事によって 江戸市中に配水 1653年 玉川上水は 多摩の羽村から四谷まで 全長43kmが築かれた ↓↑ 1590年(天正十八年) 徳川家康の命を受けた 大久保藤五郎(忠行、? ~1617年) 開設 最初に見立てた上水は 小石川上水で 湧水口が七ヶ所あった 「七井の池」、 「井之頭池」から水を引いた 「井之頭池」は古くは 「狛江(こまえ)」・・・百済国王が 高麗人を日本に帰化させた地 「狛(高麗)の里」と呼ばれて 「狛江」 といわれ その後発展・拡張したのが 神田上水・・・ 大久保藤五郎は 家康より 「主水(もんど)」の名と 「山越」と称される 名馬を賜った 主水の名について 家康から水が濁ってはならないから 「モンド」ではなく 「モント」と唱えるよう命じられた・・・ 「水主(かこ)」・・・ 「かこ=水手・水夫・水子」 ↓↑ コレラが上陸 明治初期の水道 西南戦争の起きた 1877年には 長崎からコレラが大阪で蔓延 罹患者およそ1600人 死亡者およそ1200人 西洋の近代的水道を導入 オランダなどからお雇い外国人 民間事業者を募集して空振りに終わった 公衆衛生の確保のため 三府・五港などの主要都市や衛戍地 鎮守府の設置された 軍都を中心に上水道を敷設 1888年 簡易水道こみで普及率2%を確保 大正末期でも普及率は20%・・・ ↓↑ 日=ひ・か・ジツ・ニチ ひ・太陽・太陽の光 ひる・ひるま・太陽のでている間 いちにち・まるいちにち・二十四時間 ひび・まいにち・あるとき・ある時期 「日本(にっぽん・にほん)」の略 日下(くさか)は姓 日数をかぞえることば 日曜日・七曜の一 名前での読み あき・あさ・はる・ひる ↓↑ ↓↑ 異体字「涅・㘿・𣵀・湼・圼・𡍤」 繁体字「湼」 くろつち・くろ・そめる・くろめる・デツ・ネツ・ネ くろつち・水中にある黒土 くろ・くろい そめる・くろくそめる・くろめる 「涅歯」 ↓↑ 染=氿+木=氿+朩=水+朶 異体字「𣑱=氵+丸+十+八」 「𩃵=雨+染」 そめる・そまる・しみる・しみ・セン・ゼン そめる・色をつける・ひたす 染色・染料 そまる・うつる 汚染・感染 しみる 染色・染織・染毛・染料・捺染(ナツセン) 色がつく・しみ込む・影響を受ける 汚染・感染・薫染・浸染・伝染 柿染・褐染・巻染・感染・丸染 愛染(アイゼン)・移染(イセン) 引染(ひきぞめ) ↓↑ 愛染法・一斤染・雨染み・雨染み 汚染米・黄櫨染・加賀染・括し染・括り染 愛染明王・院内感染・越境汚染・加賀梅染 感染弱者・感染症法・感染多発・環境汚染 間接感染 遺伝子汚染・塩基性染料・角膜感染症 学校感染症・学校伝染病・感染管理医 監視伝染病・含金属染料・急性感染症 感染症専門医・感染症予防法・感染制御医師 感染性廃棄物・金属錯塩染料・除染特別地域 性行為感染症・唾液腺染色体・伝染性下痢症 ↓↑ 初=衤+刀 うい・そめる・はじめ・はじめて・はつ・うぶ・ショ 異体字「𠫎 ・𠜆・𢀯・𢀰・𡔈・𣦂・䥚」 「物事の起こり・はじめて」 「初める=~し進める・はじめて行うこと」 ↓↑ 初=衤+刀 ショ・ソ はじめ・はつ・そめる・うい・うぶ はじめ・はじまり 物事の起こり・最初 はじめて・やっと ・・・したばかり はじめての・最初であること そめる・~しはじめる うぶ・ういういしい 世間慣れしていない 名前での読み はじめ・もと 地名 住初(すみぞめ)・初原(はつばら) 初台(はつだい)・初富(はつとみ) 初山(はつやま) ーー↓↑ーー 吠日之怪(ハイジツのカイ) 理解できない見識の狭い者が、疑って非難すること 「吠日」は犬が太陽に向かって吠える 蜀の地方の高い山に囲まれ、曇りや雨が多く 太陽がほとんど出ない地方の犬は たまに太陽が出ると驚いて 太陽に向かって吠える・・・ ↓↑ 吠影吠声(ハイエイハイセイ) 一人がうそを言い立てると 多くの人がそれを伝えて 真実らしく聞こえるようになる 付和雷同の戒め 一匹の犬が物影におびえてほえると 周りの他の犬もそれにつられて みんな吠え出す 「影に吠え声に吠ゆ」 「一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う」 「一犬形に吠ゆれば百犬声に吠ゆ」 「吠形吠声」 「吠夜之犬」 「付和雷同」 「吠日之怪」 ↓↑ 狗吠緇衣(クハイシイ) いつも着ている服装を変えると 怪しまれてしまうこと 「狗吠」は犬が吠えること 「緇衣」は黒い衣服 「狗緇衣に吠ゆ」 楊朱の弟の楊布が 白衣で外出して雨に濡れ 黒衣で帰ると飼い犬が 楊布に気づかず吠えた 怒った楊布が殴ろうとすると 楊朱が 「白い犬が黒くなって帰ってきたら お前も怪しむだろう」と制した ↓↑ 蜀犬吠日(ショクケンハイジツ) 見識の狭い人が賢人の言行を 疑って非難すること ↓↑ 跖狗吠尭(セキクハイギョウ) 人はそれぞれ 自分の仕える主人に忠を尽くすもので 善悪をわきまえて 尽くすわけではない 善悪の評は立場をかえれば 逆になる 大どろぼうの 盗跖の犬が 聖人の尭帝に対して ほえるという意 ↓↑ 浮雲翳日(フウンエイジツ) 悪人が政治の権力を握り 世の中が悪くなること 悪い家臣が君主をかどわかし 善政が行われないこと 悪人が善人に被害を与えること 「浮雲」は日の光を遮る雲=悪人のたとえ 「翳日」は日の光を覆い隠すこと 「浮雲日を翳う」 ーー↓↑ーー 色は白を染めてしまう 悪貨は良貨を駆逐する 悪人は善人を駆逐する ↓↑ くろまめ・・・はやぶさ探査チーム・・・Optical Navigation OPNAV=Optical Navigationの略 「オーピーナブ(光学航法) optical illusion(幻視, 目の錯覚)・・・? 龍寓=黒色(玄色)の小惑星・・・? 惑星とは「やぶさ」の距離測定=光の反射 L8B地域地点にターゲット・マーカー 岩の高さの測定・・・E-1・・・6mエリア ↓↑ 玄武(ゲンブ) 四象の「太陰(老陰)」 四神の一、霊獣 北の星宿の神格化 玄天上帝 宋代には避諱のため 真武と改名された 清代には 北極佑聖真君に封じられた 上帝翁、上帝公などとも 福建省では 黒虎(コッコ)・・・黒豹? 玄武は、北方を守護する 水神 「玄=黒=北方=水」 ・・・ナゼ「黒=里+灬=黔=黒+今」が「水」? ↓↑ 「脚の長い亀」に 「蛇」が巻き付いた形で描かれる 尾が蛇となっている場合もある 亀は「長寿と不死」の象徴 蛇は「生殖と繁殖」の象徴 ↓↑ とぐろ=蜷(にな)・蜷局・塒 ヘビなどが、渦巻き状に体を巻くこ 巻いた状態 「蜷局=ケンキョク」と読めば別の意になる? 蜷局(ケンキョク) 萎縮・竦(すくむ) 畏縮=おそれかしこまること 気後れ(きおくれ) 怖じ気(おじけ)づく 縮まって進まないさま 背をまるくして伸びないさま 転じて、順調でないさま ↓↑ 「玄武(ゲンブ)」の本来の表記は 「玄冥(ゲンブ)」 「冥」=「陰」の意味 「玄武=太陰神」とされた・・・太陰=月 北方の神 北にある冥界と現世を往来し 冥界にて(亀卜=亀甲占いの)神託を受け 現世にその答えを持ち帰る神 「武」=「武神」 後漢の「蔡邕」は 「北方の玄武、甲殻類の長である」と述べ 北宋の「洪興祖」は 「武という亀蛇は、北方にいる 故に玄と言う 身体には 鱗と甲羅があり 故に武という」 ↓↑ 北方七宿の総称 北方七宿の形をつなげて 蛇のからみついた 亀の姿に象った ↓↑ 北方玄武 斗宿・牛宿・女宿 虚宿(この領域に星が無い) 危宿・室宿・壁宿 ↓↑ 玄武岩 英語名「basalt」の語源は ギリシャ語の 「basanos(試金石の意味)」に関係する この岩石が豊富に産出される ヨルダン東部の地名 「Bashan(聖書ではオグ王国の場所)」に由来 「Bashan の石」の意とも・・・ ↓↑ 「玄武岩」の日本語訳 兵庫県 城崎温泉の近くにある 玄武洞にちなんで 小藤文次郎が 1884年(明治17年)に命名した 玄武洞は約165万年前に噴火した 溶岩流 六角形の 柱状節理の 玄武岩の岩山にある洞窟 北方に相当する 蛇と亀が合体した神体 黒色の意味 ↓↑ 玄武岩には 磁鉄鉱・・・磁=石+玆=石+玄(亠幺)+玄(亠幺) が含まれ 磁気・磁気・磁石・・・慈悲 弱い磁気を帯びている 磁気の方向は溶岩が冷えて 固まる時の 地磁気の影響を受けている 地磁気は平均すると 数万年単位で NとSが入れ替わるので 玄武岩の磁気を測定すれば 噴火時期特定の有力なデータとなる ↓↑ 玄武岩は 地球表面で最も一般的な岩石 玄武岩質溶岩は流動性が高く 高い火山で噴火した場合 遠くまで流れて溶岩流となり 平坦な場所で噴出すると 平らな台地を形成 ↓↑ 海嶺 - プレートテクトニクスでは 海嶺は 新しいプレート(リソスフェア)が生成されるところ 上昇してきたマントルが減圧融解をおこし それによって生じた 玄武岩質マグマが海洋底を形成 海嶺で噴出する玄武岩マグマは 枕状溶岩となる 大洋の底は全て玄武岩(枕状溶岩) アイスランドの火山はほとんど全部玄武岩質 海嶺で生じる玄武岩は 中央海嶺玄武岩(MORB)と呼ばれる ハワイなどのホットスポット火山 伊豆大島、富士山などの島弧上の火山 沈み込む海洋プレートから ウェッジマントルに水が供給され 融点が下がることによって 玄武岩質マグマが形成される デカン高原 大量の玄武岩が地表に供給される プルームテクトニクスで 地下深部の高温マントルの 塊が上昇してきて(マントルプルーム) 比較的短期間に大量の 玄武岩質溶岩を噴出させた このタイプの噴火を 洪水玄武岩と呼び 形成された地形は 溶岩台地 ーーーーー 規矩術 規(き)は円 矩(く)は方形 規矩 法(のり)、型(かた)、手本(てほん) 平勾配, 玄, 中勾, 長玄, 短玄, 欠勾, 隅玄, 隅中勾, 隅勾配 ↓↑ 勾殳玄=鉤股弦=勾股弦 (コウコゲン) ↓↑ 長い ながい・ながさ・ながく おさ・かしら たける はじめ 老人・長老 ↓↑ 平 勾 配 の 勾 殳玄 「ひらこうばい」の「こうこげん」 ↓↑ 玄慧=玄恵 ?~1350 南北朝時代の天台宗の僧 京都の人 字は健叟 別号は独清軒 禅宗・宋学にも通じ 後醍醐天皇の侍読 足利尊氏にも用いられ 建武式目制定に参画 ↓↑ 慈雲寺 天文六(1537)年正月二十三日に焼失 天桂玄長は 武田信玄の叔父だったので 武田家に乞うて 伽藍を再建 ↓↑ 9月18日~22日頃は 『玄鳥去(つばめさる)』 ーーーーー ・・・???・・・
朱鷺・鴇・時・土岐・解き とき=斎 斎(斉)明天皇・・・時鳥・不如帰・子規・蜀魂・杜鵑・杜宇・郭公 ↓↑ 斎(斉)明天皇は「日本水軍=隋王朝残党水軍の帰化人+阿倍比羅夫」 と 「治水」の女総裁・・・? ↓↑ 神代の水神 「罔象女(みつはのめ)」 「龗神(おかみのかみ)」 「高龗神(たかおかみのかみ)」 「伊弉諾尊」が 「迦具土神」を斬って生じた 三柱の神のうちの一柱が 「高龗神(たかおかみのかみ)」 龗=霝+龍=雨+口口口+龍 異体字「靈・𪚕・𩆇・𩆈・靇・霊」 ↓↑ 『日本書紀』の神代上(第五段一書第二、第三) 火神を生んで 伊弉冉尊(いざなみのみこと・♀)が焼け死ぬ際に 水神の「罔象女(みつはのめ)」と 土神の「埴山姫(はにやまひめ)」を生んだ 「罔象女(みつはのめ)」は 『古事記』では「淤加美神」と表記 罔= あみ・くらい・しいる・ない・モウ・ボウ 鳥獣などを捕らえるあみ・罔罟(モウコ)・網 くらい・道理にくらい・おろか・罔然 しいる・あざむく ない・なし 否定の語 ↓↑ 『古事記』では 「弥都波能売神(みつはのめのかみ)」と表記 ↓↑ 藤原一族が神として祀る「おかみ」は 水を司る龍神? 皇極天皇 642年2月19日~645年7月12日 斉明天皇 655年2月14日~661年8月24日 別称は 天豊財重日足-姫尊 天豐財重日足-姬天皇 (あめとよたからいかしひたらし) 寶女王 (たからのひめみこ・たからのおおきみ) 舒明天皇十三年十月九日(641年11月17日) 夫 舒明天皇崩御 皇后は48歳・・・ 翌年 皇極天皇として皇位に就く 642年7月25日(8月25日) 蘇我蝦夷が 雨乞いのため 大乗経典を転読させたが 微雨のみで効果がなかったため 7月29日にやめる 8月1日(8月31日) 天皇が南淵の河上にて 跪き四方を拝み 天に祈ると雷が鳴って 大雨が降る 雨は五日間続いた 民衆が称えて 「至徳まします天皇」と呼んだ 蘇我入鹿が 山背大兄王を攻め ↓↑ 鼎(かなえ・テイ)=𤕰+目 異体字「㫀・𣂨・𣂰・𣃊・𣃒・𥅀・𥇴・鐤・𪔂・鼑」 かなえ・まさに 三本足で耳が二つある器・・・三輪 かなえの足ように三者が並び立つ まさに・ちょうど・ちょうど~だ 易(エキ)の六十四卦の一つ 鼎=かなえ・テイ・チョウ 鼑𣇓𥇴𥅀𪔂𣃊𣃒𣂰𣂨㫀 爿+目+片・・・鼎 二つの耳 (吊るしたり 棒を差し込んで 二人で持ったりするための ∩字状の取っ手)と 三本の足のある土製、金属(青銅)製の器 食材を蒸したり煮たりする鍋釜の類 後に権力や富を象徴する器 それを持つ王・君主を意味 「鼎官(テイカン、王・君主を支える重臣)」 三者が向き合うさま 「鼎立(テイリツ)」 ↓↑ 643年11月11日(12月26日) 山背大兄王は自害 ↓↑ 有間皇子の変 蘇我赤兄は天皇の3つの失政を挙げた 大いに倉を建てて民の財を積み集めたのが一・・・飢饉に備えた 長く溝を掘って公糧を損費したのが二・・・・・・用水路=灌漑路 (掘った溝は後世に「狂心の渠」と揶揄) 上下水道 船に石を載せて運び積んで丘にしたのが三・・・・城壁・砦設置 (香久山の西から石上山まで溝を掘り 舟で石を運んで石垣を巡らせた) ↓↑ 654年(白雉5年)10月 孝徳天皇が難波宮で崩御 翌年の初め 皇極上皇は板蓋宮において重祚 斉明天皇となった 年末に 板蓋宮は火災に遭い、焼失 斉明天皇は 川原宮へ遷った ↓↑ 658年5月 皇孫の建王が八歳で薨去 ↓↑ 660年5月 「又皇太子初造漏尅。使民知時」 斉明天皇六年の条・・・「漏尅」創設の記述 ↓↑ 皇太子(中大兄皇子)が 初めて 「漏刻=水時計」を作る 『日本書紀』 天智天皇十年四月辛卯条 天智天皇10年 4月25日 (グレゴリオ暦671年6月10日) ↓↑ 「置漏尅於新臺。始打候時動鐘鼓。 始用漏尅。 此漏尅者 天皇爲皇太子時 始親所製造也。云々」 (漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動す 始めて漏剋を用いる。 此の漏剋は、 天皇の皇太子に爲(ましま)す時に 始めて親(みづか)ら 製造(つく)りたまふ所なりと、云々(うんぬん)」 ↓↑ 畔放(あはなち) 田に張っている水を 畔を壊すことで流出させ 水田灌漑を妨害 『日本書紀・古事記』で 素戔嗚尊が高天原にある 田んぼに対してこれを行った 溝埋(みぞうめ) 田に水を引くために設けた 溝を埋めることで 水を引けないようにする 灌漑妨害 樋放(ひはなち) 田に水を引くために 設けた管を壊すことで 水を引けないようにする 灌漑妨害 ↓↑ 末期の水(まつごのみず) 「死に水をとる」 「死に水」・「末期の水」 臨終の際に口に含ませる最後の水 釈迦が亡くなる際にも 弟子に川の水を汲んで飲みたいとたのみ 雪山に住む鬼神が鉢に浄水を酌んで捧げた 最後の供養 釈迦が亡くなる時に 喉の渇きを満たす為 浄水をあげた事 ↓↑ 水を掻く 水をかく 櫂で漕(こ)ぐ・・・画技具解語? 潜水・遠泳に参加・遊弋する・海面上を進む 波をかき分ける・回遊する 水をかき分けかき分けする 群泳する・水を裂く・遊泳する 水中を進む・水をかく ↓↑ 堰堤(エンテイ)・・・淵底・園庭・援綴? 川水を他に引いたり、流れを緩やかにしたり、 また釣り場をつくったりするために築かれる堤防 貯水・治水・砂防などの目的で 河川・渓谷を横断してつくられる堤防 ダム 河川法(昭和39年)により 高さが 15 メートル以上の堰堤 砂防堰堤(さぼうえんてい) 小さな渓流などに設置される 土砂災害防止のための設備のひとつ 砂防法に基づき整備され、 土砂災害の防止に特化したもの ↓↑ 「砂防堰堤」=ダム高が10メートル以上のもの 目的は土石流の停止 流出土砂量の調整 地すべりに対して 堆積土砂による押さえ盛土としての効果 河床の縦浸食の防止 原則として貯水機能はない 「床固工」=ダム高が10メートル以下のもの 目的は河床の縦断形状の安定を期待するもの ↓↑ 1873年(明治6年) お雇い外国人 ヨハニス・デ・レーケが来日 現在の砂防ダムの基礎となる思想や工事の体系を構築 後、フランスからの技術導入(階段工など) 留学を終えた日本人技術者達により 現在の砂防事業の体系が確立 1897年(明治30年)には砂防法が成立 ↓↑ 田に張っている水を、畔を壊すことで流出させ、水田灌漑 田に水を引くために設けた管を壊すことで 水を引けないようにする灌漑妨害 ↓↑ 天つ罪・国つ罪(あまつつみ・くにつつみ) 神道における罪の観念 『延喜式』巻八「祝詞」に収録される 大祓詞に対句として登場 古きに倣い天津罪・国津罪とも表記 折口信夫は 天つ罪は元は「雨障(あまつつみ)」 梅雨の時期に農民が忌み籠ることを指していた 「天つ罪」 日本神話における スサノオが高天原で犯した行為 それに対応する「国つ罪」が作られた 天津罪 大祓では 『古事記』や『日本書紀』に記す スサノオが高天原で犯した行為 天津罪をわける 海人族の 農耕民への 農耕を妨害する行為で 海人族の犯罪・・・ ↓↑ 畔放(あはなち) 田に張っている水を、畔を壊すことで流出させ 水田灌漑を妨害すること 『古事記』・『日本書紀』に スサノオが 高天原において アマテラスの田に対してこれを行った 溝埋(みぞうめ) 田に水を引くために設けた溝を埋めることで 水を引けないようにする灌漑妨害 『古事記』・『日本書紀』に記述がある 樋放(ひはなち) 田に水を引くために設けた 管を壊すことで 水を引けないようにする灌漑妨害 『日本書紀』に記述 頻播(しきまき) 他の人が種を蒔いた所に 重ねて種を蒔いて作物の生長を妨げること (種を蒔く事で耕作権を奪うこと) 『日本書紀』に記録 串刺(くしさし) スサノオが高天原において アマテラスの田を妬んでこれを行った その目的は 収穫時に他人の田畑に 自分の土地であることを示す 杭を立てて横領すること 他に 他人の田畑に呪いを込めた串を刺すことで その所有者に害を及ぼす (近寄れないようにした上で横領) という呪詛説 田の中に多くの串を隠し立てて 所有者の足を傷つける傷害説 家畜に串を刺して殺す 家畜殺傷説の説がある 生剥(いきはぎ) 馬の皮を生きながら剥ぐこと スサノオ命が 天照大神が 神に献上する服を織っている殿内に 天斑駒(あまのふちこま)を生剥にして投げ入れた 神事(その準備)の神聖性を侵犯 本来は単に家畜の皮を剥いで殺傷すること 逆剥(さかはぎ) 馬の皮を尻の方から剥ぐこと 家畜を殺傷すること 糞戸(くそへ) スサノオが高天原において アマテラスが大嘗祭(新嘗祭)を 斎行する神殿に脱糞した 「くそと」と読み 「と」は祝詞(のりと)の「と」と同じく呪的行為 本来は肥料としての 糞尿に呪いをかけて 作物に害を与える行為 ↓↑ 国津罪 国津罪は病気・災害を含み 一説に天変地異を 人が罪を犯したことによって起こる現象 人間が疵を負ったり疾患を被る事や 不適切な性的関係を結ぶ事によって その人物の体から穢れが発生し ひいては天変地異を引き起こす事になる 生膚断(いきはだたち) 生きている人の肌に傷をつけること 死膚断(しにはだたち) 死んだ人の肌に傷をつけること 白人(しらひと) 肌の色が白くなる病気 胡久美(こくみ) 瘤ができること 己(おの)が母犯せる罪 実母との相姦(近親相姦) 己が子犯せる罪 実子との相姦 母と子と犯せる罪 ある女と性交し その後その娘と相姦すること 子と母と犯せる罪 ある女と性交し、その後その母と相姦すること (以上4罪は『古事記』仲哀天皇段に 「上通下通婚(おやこたわけ)」として総括) 畜犯せる罪 獣姦のことで 『古事記』仲哀天皇段には 「馬婚(うまたわけ)・牛婚(うしたわけ)」 「鶏婚(とりたわけ)・犬婚(いぬたわけ)」 と細分化 昆虫(はうむし)の災 地面を這う昆虫 (毒蛇やムカデ、 サソリ)による災難 高つ神の災 落雷などの天災とされる 高つ鳥の災 大殿祭(おおとのほがい)の祝詞には 「飛ぶ鳥の災」とあり 猛禽類による家屋損傷などの災難 畜仆し(けものたおし) 蠱物(まじもの)する罪 家畜を殺し、その屍体で 他人を呪う蠱道(こどう)のこと 『日本書紀』神功皇后摂政元年2月の条 「阿豆那比(あずない)の罪」 (2社の神官を一緒に埋葬すること) 『皇太神宮儀式帳』には 川入(川に入って溺死すること) 火焼(火によって焼死する事) を国つ罪に追加している ↓↑ 「天つ罪と 畦放 溝埋 樋放 頻蒔 串刺 生剥 逆剥 屎戸 許多の罪を 天つ罪と法(の)り別(わ)けて 国つ罪と 生膚断 死膚断 白人 胡久美 おのが母犯せる罪 おのが子犯せる罪 母と子と犯せる罪 子と母と犯せる罪 畜犯せる罪 昆ふ虫の災 高つ神の災 高つ鳥の災 畜仆し蟲物する罪 許多の罪出でむ」 ↓↑ 相模の海に臨む「走り湯」 横穴式源泉で、日本三大古泉の一つ 約1300年前に発見 山中から湧き出した湯が 海岸に飛ぶように走り落ちる様から 「走り湯」と名付けられた・・・ ↓↑ 節水を行うための灌漑方法 「走り水」・「かけ流し」 「走り水」=田の土の上を水が走る程度で給水を止める方式 田の一番高いところに旗をたて そこに水がいったら給水をとめる 「かけ流し」は「走り水」で田に貯まった水を 次の田に流す方法 ↓↑ 横須賀の走水神社 浦賀水道 祭神は 日本武尊とその后 弟橘姫命 (おとたちばなひのみこと) の二柱 景行天皇の即位四十年(110年) 蝦夷征伐の命を受けた日本武尊が 走り水から上総へ渡る時 村民に「冠」を賜り 冠を石櫃(いしびつ)に納めて その上に社殿を建て 日本武尊を祭った 弟橘媛が、荒れた海を鎮めるため 日本武尊が走水の渡海に際し この地で入水(じゅすい)した 「走水入(いり)」の故事 あづま、はや 吾津間 波哉 「吾-嬬 、者耶(あづまはや・あぁわが妻よ)」 吾-妻 、者耶 ・・・走水=海水の状況・・・津波・海の波・潮汐? ↓↑ 蜃気楼(mirage)・・・観羅字・観覶字・壬覶事・観覶時 密度の異なる大気の中で光が屈折し 地上や水上の物体が浮き上がって見えたり 逆さまに見えたりする現象 ↓↑ 「逃げ水(inferior mirage、road mirage)」 風がなく晴れた暑い日に アスファルトの道路などで 遠くに水があるように見える現象 「地鏡」ともいう 近づいてもその場所に水はなく さらに遠くに見え 水が逃げていくように見える ↓↑ http://haa98940.wixsite.com/mysite/single-post 「逃げ水」=「走り水」・・・ボクの思い込みの歌詞? 大気の異常屈折現象の一 晴天の日に 道路面などが異常な高温になると それに接する空気が暖められ 地上1mくらいの間に急激な温度差が起こり このとき地面付近に 動く不明瞭な倒立像がみられる 遠くから見ると道路に 水たまりがあるように見えるが 近づいても水たまりはなく さらに遠くに見え あたかも水が逃げているように見える ↓↑ 地表近くで見られる蜃気楼現象の一種 晩春から夏にかけ よく晴れた日に熱せられた道路の アスファルト面を 遠くから視線を低くして見ると 水たまりがあるように見えることがある これは地面付近の気温が 非常に高くなっておこる光象 「地鏡(ちかがみ)」 「擬水面現象」 ともいう ↓↑ 「逃げ水」とよぶようになったのは 大正末期からのことで 古来、歌に詠まれて有名な 「武蔵野(むさしの)の逃げ水」・・・ 古来の逃げ水の正体として 武蔵野特有の 伏流水 (末無(すえなし)川 小川の末流が地中にしみ込んでしまう現象) とする説・・・ 「逃げ水」は、江戸時代の儒者 斎藤鶴城(かくじょう)が 『武蔵野話』で述べてい 山裾(すそ)のような地帯の ほんの1メートルくらいの高さで 低くはうような形で現れる 霧か靄(もや)・・・ そのような所を人が歩いて行くのを 遠くから見ると 見え隠れしながら 水中を歩いて行くように見える・・・ ↓↑ 耶=耳+阝 阝=小里の人の集まる所で耳立てる 噂、噺しを聞く・伝聞を聞く? 「耶・邪・乎・歟・與」は 同訓異義の「か」 共に句尾に置く字 疑の辭に 咏歎の義を兼ぬ ・・・なのだろうか、ナァ~ 「禮後乎」・・・礼は最後の仕上げですか 「其眞無馬耶」 ・・・嗚呼、其真無馬邪、其真不知馬也。 鳴呼、其れ真に馬無きか、其れ真に馬を知らざるか あぁ、それは本当に名馬は いないということなのだろうか それとも本当に 馬を見抜くことができないのだろうか (伯楽 馬の素質を見分ける名人) 「其爲仁之本歟」・・・其れ仁の本為るか の如し 「邪」は「耶」と同じく 「歟」は「與」と同じ 漢字構成は同じではない ↓↑・・・「牙≠耳」+阝(阜・連丘)・・・ 岐阜? 邪=よこしま・ジャ=蛇=蛇谷ヶ峰(近江・奥比良) 牙(きば・ガ)の丘・・・歯牙=シガ=滋賀の山? 猪の牙=伊吹山? 琵琶湖の西岸断層が 比叡山~比良山地? 耳(みみ・ジ・二)の丘・・・耳成(鳴)山? 大和三山=香具山・畝傍山・耳成山 ↓↑ 万葉集 中大兄皇子 「香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より 斯くにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき」 ↓↑ ↓↑ 「中大兄(近江宮御宇天皇)・三山歌」 「高山波 雲根火雄男志等 耳梨與 相諍競伎 神代従 如此尓有良之 古昔母 然尓有許曽 虚蝉毛 嬬乎相<挌>良思吉」 ↓↑ ↓↑ 「畝傍山(うねびやま)」=「瑞山(みずやま)」 「畝火山」、「雲根火山」、「宇禰縻夜摩」 とも記され 「慈明寺山」、「御峯山」などと呼ばれた 万葉集の中では 「瑞山(みずやま=水山・看ずヤマ?)」 とも詠まれた 「畝=亩+久=亠+田+久=亠+囗+十+久 簡体字「亩」 異体字「𠭇・𤰘・𤰜・𤱈・畒・畆・𤱑 畮・𤲧・㽗・𤰖・畞・畂・㙀」 蛇のように波状に動く・蛇行・くねって進む 波のような波形模様に波打つ 上昇と落下運動による動き・うねうねする 火が畝(うね)る・蛇が畝(うね)る」 「傍=亻+旁=亻+亠+丷+冖+方 かたわら・そば・はた・わき・そう ボウ・ホウ 傍観・近傍 わかれた・派生した 傍流・傍系 そう・近づく つくり 漢字を構成する「右側の部分」 「偏-傍」・・・ 旁(つくり・あまねし・かたがた・かたわら ひろい・よる・よりそう・そば・わき かねて・かねあわせて・ついでに) 旁旁(かたがた) ↓↑ ↓↑ 歟=與+欠=与+欠 異体字「欤・與」・・・與は欠が無い「歟」 「~か?・~であろうかナァ~?」 文末に付いて疑問・反問などを表す語「異体字」 「乎」の字、 「于」の字の如く 句閒に用いることあり 「浴乎沂、風乎舞雩」 ・・・沂(川の水)で浴(水浴び)し、 舞雩(雨乞いの舞台)で風(風に煽ら)れ 詠じて歸らんか・・・ 場所は「曲阜」・・・山東省済寧市に位置 泗河(泗水)が 東~西へ流れる 周・春秋時代の 魯国の故地 孔子の生地 の如し 又、形容辭の下につきて 「郁郁乎(いくいく-こ)」 「洋洋乎(ようよう-こ)」などと用いる これら「咏嘆の意」を含める 「邪・耶・歟・與」 咏嘆の意 「乎」よりは輕く 「疑」の意重し ↓↑ 神名の「ミヅハ」は「水走」 ・・・「水の流れの状況」 灌漑のための 「引き水」のことを 「水つ早」と解して 水の出始め(泉、井戸など)のことともされる・・・? ↓↑ 海神が水を掌っているので、 ホデリの田には水が行き渡らず、 ホデリは次第に貧しくなっていった。 Because the sea god controls water Hoderi's rice field did not get water, and Hoderi eventually became poor. ーーーーー ・・・???・・・
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