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言語の分裂、拡散・・・2007/4/30・・・


2022/6/30・木曜日・・・追加添文・・・

「バベルの塔」

 2007年04月03日18:29

 255日目・・・昨夜、「モデム」の調子が突然おかしくなって、通信不能状態・・・「メール」も読めず、「日記」も書く事不能・・・配線が悪いのか、接続が悪いのか・・・お手上げッ・・・万が一のタメに二台のコンピュータを使えるようにしているのだが、ネットの接続機械がパァーなら、二台も意味ナシの状態・・・「PPP」、「LAN」も点滅状態・・・そのうちに点滅もしなくなった・・・使い方の機能操作は単純になっても、殆どが「ブラックボックス(の知識)」で制作されているモノは、機能不能になったら、その中身を理解する高度な知識がなければアウトである・・・ムカシの「ラジヲ」や「テレビ」は調子の悪い時には叩けば聴こえたり、見えるようになった・・・「現代的文明社会」ってのは不便であるナッ・・・不便どころか「人類滅亡」・・・前回「バベルの塔以前」の「言語」を探求なさっている「鈴木」氏の「HP」を紹介したけれど、タロットカードの「バベルの塔(ⅩⅥ・壱拾六・拾陸・16)」の絵を見る限り、「言語の混乱」じゃなくて、「地球の天変地異の大変動・自然災害」のように思える。「塔」に「↙W形の稲妻の閃光」がその上部に落雷し、崩れ、炎を吹き出し、王冠を吹き飛ばされた皇帝(王)と、皇后(王妃)らしき男女が逆さまになって空中に投げ出されている。  「旧約聖書」のモノガタリでは「神の怒りに触れた人間達の言語の崩壊の始り」の示唆説明である。とにかく、「地球人類」が「諸部族・諸民族・諸国民」に分裂する間際の物語である。「一言語の人類」が分裂して、その「一言語」も「多言語」に分裂した、と言うコトである。だが、世界の広範囲な各地域で生活する「人類」規模の「単一言語」があった、とは考えられない。「エデン」と言う限定地域に存在した「アダム」と「イヴ」が人類の「初源」の「唯一の雌雄」で、その範囲の子孫、一族の定住生活圏なら「ワカる」が・・・「エデンの東」へ出て、初源の雌雄が分裂し彼等の「諸家族・諸部族・諸国民」として多数に分岐し、移動し、その地域に定住しても「言語」は単純な「衣食住」、「人体」などに関するモノや、狩などの「合図」としての単純な「音声言語」だったろう・・・だが、個々に分岐し、各地に散らばった各グループの「場所の移動・定住」の異なった経験の繰り返しは、そのレベルの「個別社会」の増殖と成立である。「言語の増殖」も彼等の経験のレベルによる。「個別的格差」が発生するのは当然である。そして、時間による個々別々の彼等の経験は生活技術、知識のレベルに見合った「言語の偏差・格差」の発生であり、形成である。閉鎖され、衣食住を満たされた変化の乏しい地域社会は、他の高度な「技術・言語」の社会と接しない限り、彼等の「言語」は増殖はしないだろう。「新たな言語」を獲得するのは、ある「地域社会の人々」と他の「地域社会人々」の接点としての、アルモノと他のモノの「交易・交換」以外にはない。  両親の庇護のもと、幼児が成長しながら、あらたな言語を獲得し、更に兄弟姉妹、同世代の友人、そしてジジババ、親類縁者、更には成人し、他の異なった共同体に接点を持って、自らの言語増殖をしていくのと同じである。  自らの共同体と比較して、他の共同体とかけ離れた生活の「偏差・格差」に遭遇し、それを意識しないかぎり、特に「抽象化」された人間諸関係の「心理・思想」を説明するコトバは増殖しないであろう。共同体の衣食住が保たれ、その枠内の秩序が「平和」であれば、「コトバ」は増殖しない。初源の分岐した人類は、各グループで移動、移住、定住の繰り返しをせざるを得なかった。なぜなら「エデンの東」には常にその衣食住の生活を脅かす天変地異の「自然」と、分岐した人間同士の生存競争としての争いが起こった。「悪魔(ⅩⅤ)」は人間に知恵をくれたが、「神さま」は人間同志にトラブルを起こさせるべく、「単一言語」を「崩壊」させ、「バラバラ」にさせてしまった、らしい。  イヤァ~、相手の「コトバ」を「理解」し、自分の意図する思惑を「コトバ」で相手に伝達すると言うことは至難のワザである。  地球規模の生活空間で「人類」が「相互伝達・共通理解」の手段としての「単一語を使用していた」とは、その前提として世界規模で、広範囲をカバーする地域的な人間同士の迅速な「交通手段」と「物流手段」、そして「同一秩序」があった、としなければならない・・・また、その「各地域」は、決して「閉鎖された独立地域ではないコト」が条件である。すなわち、「閉鎖された地域の言語」を有さない広範囲な地球規模の「同一言語の単一人間社会システム」でなければならない。  タシカに現代は「陸海空」の「交通手段」がネットワークのように張り巡らせて、世界中のあらゆる「地域間距離」を「時間的」に短縮している。しかも、「国際語」として「共通言語」を必要とされ、必要とされている。  「言語の分裂」は、初めから世界的な規模としての「同一・単一」言語を分裂させたのではないだろう。「雨後の竹の子」のように世界的規模の「単一言語が同時発生」し、それらを世界的規模の「諸地域住民」が使用していた、とは思われない。「共通言語」は時間を経て波及的に形成されていくのだ。しかも、時代の「支配階級」、時代の「中心的覇権支配国家」の言語として貴族宮廷言語としての「標準語(東京方言・北京方言・ギリシャ語・ラテン語)」、あるいは「国際語の変遷→ポルトガル語・スペイン語・仏語・英語・米語」・・・いずれも植民地支配階級の言語で・・・難しいコトバは下々には理解出来なくても、理解されなくてもイかったのである。だが、下々は難しいコトバを知りたかったのだ・・・相手のコトバにこそ自分達の「命」が懸かっていたから・・・  「バベルの塔の崩壊」は、他の地域社会よりも優れた知識、技術を獲得した、「偏差値の高い限られた範囲の単一言語住民の分裂」と考えた方が合理的である。「単一言語の人々の分裂」とその地域からの「分離」、「脱出」、「放浪」、「移住」、「定住」・・・世界各地への「人々の分散」と彼等の「単一言語」の「他言語地域住民」への「言語の波及」である。  ・・・まさに、「Israel(イスラエル)」のエジプト脱出・・・そして、分裂、放浪・・・  「ある地域の単一言語」の「伝播波及の影響度」が、その「伝播波及」を被った人々の「言語」に「外来語」として、今までは未知なモノであったモノに対する意味説明の言葉、概念として「新しい言語」として、使いはじめ、彼等の言語に影響を与えた、と言うコトである。  コトバはモノに対する「区別性」として「音声化・文字化」され、その意味が「分類化」され、「系統化」されてきたし、現在も、未知なる存在のあり方を「存在論」として、その存在を知識として認識する「認識論」として分類化、系統化をしてきている。あらゆる存在のあり方を「一般概念」、「個別概念」、「特殊概念」と区別し、それらの関連性に於いて系統化したモノを「合理的科学理論」としてきたのだ。  ある「限定地域社会」の言語に於いても「発生」と、その「系統化」はなされてきた。言語の発生は、世界中のあらゆる「限定地域でも発生、増殖」した。多くの地域に於いて、ある物に対する「意味」は同じだが、「音声・文字」は異なっていた。ある物に対する「音声」は異なっていたが、「絵」で示すモノは同じ形をしていた。きっと、意味するところは同じであろう。  ラテン語の「リンゴ」の発音に似ているのは「Lingo(嘗め尽くす)」、「Lingua(舌・言語・方言)」で、「Ringor(葉をむき出す・怒る・唸る・怒鳴る)」であった。あの「アダムとイヴ」が食べた禁断の果物の「りんご」を食べる時の人間の表情説明に関連しているよに思える・・・  「リンゴ」    ∥  「りんご」    ∥  「林檎」    ∥  「Apple(アップル)」・・英語    ∥  「μηλο(ミロ)」・・・・・ギリシャ語  ドイツ語では「りんご」を「Affle(アッフル)」、フランス語で、発音が似ているのは「arre(アープル・酸っぱい)」、「appat(アパー・誘惑)」、「appel(アペル・呼びかけ)」、「appeti(アペティ・食欲)」であるらしい。ユダヤ語で「りんご」をどのように発音するのかは知らないが、「りんご・アップル」だったんだろうか、「アダム」と「イヴ」が食べたのは・・・男が飲み込んだのが「喉仏」になったとか、女が飲み込んだのがオッパイになったとか・・・二つも食った女は欲張りではある。  「りんご」の各種族、各部族、各民族、各諸国民の発音、音声が異なっていても、「リンゴの絵」と「リンゴの意味」が同じである、と言うのは、東西南北、平原、高地、低地、海岸沿岸、内陸、沙漠、ツンドラ、南極、北極、世界中に住んでいる人間がいて、どこにでも「リンゴ」と言う実体としての存在が確認できるコトが前提である。存在しないモノを、その「意味」に於いて理解させるのも、理解するのも困難である。妄想するより手が無い。結局、「りんご」と、言うモノは「果物の類」であるらしい、と想像するよりは手は無い。「クダモノ」を見た事の無い人もいるかも・・・そして、「妄想」が人間の「ココロ」に巣食って(?)・・・を、救って、か(?)・・・いるらしい・・・のだ。日本では「林檎」の漢字も、「クダモノの実」としての「リンゴ」も、あまりムカシの文献には見られないようだ。「桃」と「蜜柑」は「古事記」には記されているが「林檎」は無い。「禁断の林檎」は「旧約聖書」伝来以後にPopularになった、のではないのか。「モモ太郎」も「トキジクの実」もアリガタイクダモノであったが・・・「蜜柑=解き字句」ではあるな・・・「垂仁天皇」の「三宅連等の祖」である「多遅摩毛理」がもたらした「非時の香の木」で「橘=蜜柑」であり、「林檎」ではなかった・・・「トキジク(非時香)」の原文は、  令求、登岐士玖、能、迦玖、能、木實   ↓  例求、解き字句、廼胡、化句、納、記字拓(目次通)  で、「垂仁(推認)天皇」は何を言っているんだか・・・土師部(禁止殉死)の「ひばすひめ」と黙示、沈黙の「ホン(ム)チワケ」・・・本、品・・・  それにしても、「鈴木」氏のおっしゃっている・・・  英語アルファベット  Aa・Bb・Cc・Dd・Ee  Ff・Gg・Hh・Ii・Jj  Kk・Ll・Mm・Nn・Oo  Pp・Qq・Rr・Ss・Tt  Uu・Vv・Ww・Xx・Yy  Zz  26文字→2+6=8(八・捌)  26文字→2×6=12(壱拾弐)  ・・・タシカに「ローマ字」としての「アルファベット」の「一文字」には「意味」があるし、あった。しかも、「Α(エイ・ア・アルファ・あ)・・・」の頭文字を有する「単語」は「同類系統の意味を有する単語」である。若干「A」の意味から逸れていくのは「A・・・」+「B+C+D・・・」と合体されているからである。すなわち、「A」を保持しながら、加えられた「B」、「C」、「D」の意味である。「漢字」と同じでは、あるなッ。どんな「漢字」であろうと、「・(点・テン)」と「一(線・セン)」の合体であり、「・(テン)」と「一(セン)」に分解出来るのだ。  ・・・「天川(テンセン)」とは「天の川」・・・「典撰(テンセン)」とは「字典」・・・「天の転=北斗七星」と「撰の箋=短冊(短尺)」・・・なるほど「七夕」のネガイゴト・・・音臥意語賭・・・  ギリシャ語アルファベット  Αα・Ββ・Γγ・Δδ・Εε  Ζζ・Ηη・Θθ・Ιι・Κκ  Λλ・Μμ・Νν・Ξξ・Οο  Ππ・Ρρ・Σσ・Ττ・Υυ  Φφ・Χχ・Ψψ・Ωω  24文字→2+8=10(壱拾・足)  24文字→2×4=8(八・捌)  ニホン語  あいうえお・・・亜意有、重嗚  かきくけこ・・・化記句、卦個  さしすせそ・・・作詞諏、施素  たちつてと・・・多知通、出斗  なにぬねの・・・名似奴(駑怒帑)、音、之  はひふへほ・・・葉比譜、経補  まみむめも・・・真実務、目模(女母)  やゐゆゑよ・・・夜易喩、恵与  らりるれろ・・・等理留、例賂  わゐゆゑを・・・和意遊、恵緒  ん・・・・・・・・・雲・云・運  「運」か、ッ?・・・やっぱし「三浦按針」と名乗った「ウィリアム・アダムス」だョ、「日本語」を「音愚留諏」にしたのは・・・「徳川家康」の出身地は元々、「三河」の「土豪」だったし・・・1600年は「日本語」の革命的な「関が原」の転換期でもあった・・・と、「顧問」としてのセッシャは、将軍さまに、もうそう(妄想)をタケタイ・・・  最近、「ペトログラフ」なる「古代文字」が世界中の各地から発見されているらしい・・・「共通文字」があるらしいが、正確には「解読」されているモノではないらしい。写真でみても「高度(?)に組織化された文字」とも思えないが、5000年~6000年前の「世界三大古代文明+中南米古代文明」よりも昔に「万年単位」の「古代文明」があったであろうことは事実だと思える。だが世界規模の「単一言語」であったか、どうか・・・言語の系統化はグローバルになればなるほどに重要な言語は音声に於いても意味に於いても「国際的に共通言語化」され、人類規模で一般化される。  ・・・「地球単一言語の形成」は「バベルの塔崩壊」以前になされた。そして「崩壊」し、「多言語」となった。そして、インターネットは国際的な「単一言語」を必要としている・・・そして、再度「バベルの崩壊」が繰り返し起るのに違いない・・・「神」によるのではなく、「人間」自らの仕業によって・・・

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